須天熊野神社 (2017.05)

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石川県小松市

2017年春、カメラを購入してから初めての遠征でした。

 

なぜか、霊峰白山に向かいたくなり、ふと思ったのが、私の姓の秘密。

なにか手掛かりがあるのではないかと、石川県小松市にある須天熊野神社へとまずは向かったのでした。

 

石川県小松市は白山のおひざ元の一つ。

その集落の一角に、須天熊野神社はありました。

その名のとおり熊野神社にゆかりのある神社がここになり、そしてその集落が須天町。

 

ただし、参拝にきておられた近所の方や神社の方にうかがったのですが、

この周辺には、須天さんはおられないとのこと。

少し力が抜けましたが、せっかくのご縁。

ここはかなり丁寧にお参りをしたいと思いました。

 

鳥居をくぐると、それは晴れやかな青空が広がり、やたがらすが出迎えてくれます。

拝殿に手を合わせると、それは心地よい風が吹きました。

 

拝殿の右奥の気配がとても気になり、歩を進めると

そこには趣のある赤い鳥居と、小さくもうっそうとしたそれはすてきな木立があります。

 

小さな場所ではあるのですが、そこはとっても静寂で神秘的な空気が漂います。

この神社は、まさしくこの場所、ここが神の座りし場所、

そう思わずにはいられませんでした。

 

おそらく古くから田園集落であっただろうこの場所には、

その豊作を祈念して神社が建立されたことでしょう。

その場所として、この神聖な木立の森が選ばれたに違いありません。

 

またいつか節目ごとに、この縁ある場所を訪れてみたいと思います。

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