白山比咩神社 (2017.05)

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石川県白山市

2017年春の石川県小松市周辺遠征。

 

目的地のひとつは、白山でした。

 

白山は、最高峰の御前峰(ごぜんがみね・2702m)を中心に、大汝峰(おおなんじみね・2684m)、剣ヶ峰(けんがみね・2677m)、別山(べつざん・2399m)を主峰とする峰々の総称だそうです。

 

信じにくいことですが、今から1億年以上前には、陥没地だったようで、一説によると湖底であったとも改定であったともされます。それが隆起し、今の地形になったとか。

 

まさしく神さまの造形地であり、その力の作用する場所、まさしく神さまの存在といってもよい場所。

 

いつのころからか、周囲の人々は、その姿に大いなる力を感じて、その山に感謝と畏敬の念を抱いたと思われます。というのも、この白山から周辺にはたくさんの川、地層水があり、畑でとれる野菜の味は、今も味わい深く、素晴らしいものです。とくにこの周辺地でとれる大根をおろしていただくと、その甘味と深みは信じがたいもの。

 

こうした白山への憧れは白山を修行の地ともし、その大いなる地の力、神さまの存在に対して、山岳信仰が生まれまれたと思われます。

白山連峰の最高峰である御前峰には、社がたてられ(奥宮)、その麓には、山の聖域に入れない人のために本宮(人が代わりにお参りできるようにした拝殿神社)である白山比咩神社が建てられました。

 

その地もまぎれもなく大きな日の光と力を感じる場所。

参道の緑と息づかいを深く感じながら、歩くことができました。

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